ドラフト会議 12球団2位指名選手は プロ野球のドラフト会議で、京大の田中英祐投手がロッテから2位で指名されました。 京大の選手がドラフト会議で指名されるのは初めてで、入団すれば、京大から初のプロ野球選手となります。 各チームの2位指名を受けた選手は次のとおりです。 セ・リーグ ▽巨人は日大の戸根千明投手です。 戸根千明投手は150キロ近い速球が持ち味の左ピッチャーです。 島根の石見智翠館高校時代は甲子園の出場経験はありませんが、大学進学後に力を伸ばし、日大のエースに成長しました。 巨人の担当スカウトは「パワーがあり、先発、リリーフとどこでも投げられる即戦力ピッチャーだ」と評価しています。 ▽阪神は新日鉄住金鹿島の石崎剛投手です。 石崎剛投手は150キロを超えるストレートを持つ右ピッチャーです。 茨城・三和高校では甲子園出場はなりませんでしたが、145キロのストレートを投げて注目を集めました。 社会人では腰を痛めた影響でサイドスローに近い投げ方に変えましたが、ことしの都市対抗野球では151キロをマークして優秀選手に選ばれるなど、社会人屈指の右腕として即戦力の評価を受けていました。 ▽広島は亜細亜大の薮田和樹投手です。 薮田和樹投手は1メートル88センチの長身から角度のある速球とフォークボールを投げ込む右ピッチャーです。 岡山理大付属高校時代に甲子園への出場経験はなく、大学時代も目立った成績は残していませんが、広島の担当スカウトは「荒削りだが高い身体能力がある」と評価していました。 ▽中日は九州産業大の浜田智博投手です。 浜田智博投手は140キロ台のストレートに加えカーブやスライダーを変則的なフォームから繰り出す技巧派の左ピッチャーです。 宮崎工業での高校時代にエースとして3年の春に甲子園出場を果たしました。 大学ではさらに体力強化に取り組んで球速が10キロ以上上がりました。 福岡六大学野球のリーグ戦で通算23勝を挙げ、ことしの春にはリーグの最優秀選手に選ばれたほか、ことし7月には大学の日本代表として、オランダ・ハーレムで行われた国際大会に出場しています。 ▽DeNAは法政大の石田健大投手です。 石田健大投手は最速150キロのストレートをインコースに投げ込む強気のピッチングが持ち味の左ピッチャーです。 広島工業時代は甲子園に出場することはできませんでしたが、法政大では1年の秋から東京六大学のリーグ戦に出場し、ここまで通算18勝を挙げています。 また、大学日本代表として去年の日米大学野球にも出場し、即戦力の左腕として注目を集めていました。 ▽ヤクルトは東農大オホーツクの風張蓮投手です。 風張蓮投手は最速152キロのストレートで押す本格派の右ピッチャーです。 岩手・伊保内高校時代は甲子園には届きませんでしたが、148キロをマークして注目を集め、大学では走り込みなどで下半身を重点的に鍛えて球速が増しました。 力強いストレートで押していく投球スタイルでことし秋の北海道のリーグ戦では5勝を挙げ、リーグの最優秀投手とベストナインに輝いています。 パ・リーグ ▽ソフトバンクは福井・春江工業のキャッチャーの栗原陵矢選手です。 栗原陵矢選手は、右投げ左打ちの強肩強打のキャッチャーです。 2年生だった去年、春のセンバツで甲子園に出場し初戦で敗れましたが、二塁への素早い送球などが光り、プロから注目されました。 3年生のことしは甲子園には届きませんでしたが、先月タイで行われた18歳以下のアジア選手権の日本代表に選ばれ、チームのキャプテンを務めて、打率4割の好成績で準優勝に貢献しました。 ▽オリックスは横浜隼人高校の内野手、宗佑磨選手です。 宗佑磨選手は、走・攻・守どれをとっても高いレベルの右投げ左打ちの内野手です。 身長は1メートル81センチ、ホームランも打てるパワーを兼ね備えたバッティング、強さと柔らかさ、それにスピード感のある守備、それに一塁まで4秒で走り抜ける俊足の持ち主で、走・攻・守いずれもレベルが高くバランスに優れた選手で、将来のレギュラーと期待されています。 ▽日本ハムは九州国際大付属高校のキャッチャー、清水優心選手です。 清水優心選手は力強いバッティングと強肩が持ち味の右投げ右打ちのキャッチャーです。 身長1メートル85センチと体格にも恵まれ、高校通算35本のホームランを打つなど、長打力があります。薮田和樹 ことし夏には4番、キャプテンとしてチームを甲子園に導きました。 甲子園では1回戦で敗れたものの、タイムリーを含むヒット2本を打ってチーム唯一の打点を記録しました。薮田和樹 ▽ロッテは京大の田中英祐投手です。 ドラフト会議で京大の選手が指名されるのは初めてです。 田中英祐投手は150キロ近いストレートとキレのあるスライダーが持ち味の右ピッチャーで、入団すれば京大から初めてのプロ野球選手になります。 兵庫の進学校から現役で京大に進学し、大学では工学部で「理論化学」を専攻。 2年生のときに関西学生野球の春のリーグ戦で初勝利を挙げ、京大の連敗を「60」で止めて大きな話題を集めました。 ことしの春には3勝を挙げ、23シーズンぶりとなる勝ち点獲得に貢献するなど、京大では歴代最多となる8勝をマークし、去年とことしの秋はリーグのベストナインにも選ばれています。薮田和樹 ▽西武は平成国際大の佐野泰雄投手です。 佐野泰雄投手は左腕から繰り出す最速149キロの力強いストレートが持ち味です。 埼玉の和光高校では甲子園出場は果たせませんでしたが、同じ埼玉の平成国際大に進んで1年春からリーグ戦に出場しました。 ことしの春はリーグのベストナインに選ばれ、秋には5勝を挙げて通算勝利数をリーグ新記録の29まで伸ばし、大学球界でも指折りの左腕として注目されていました。 ▽楽天は西日本短大付属高校の小野郁投手です。 小野郁投手は150キロを超えるストレートを投げる本格派の右ピッチャーです。 甲子園への出場経験はありませんが、ことし夏の地方大会では右手のマメをつぶしながらエースとしてチームをベスト8へ導きました。 また、高校通算25本のホームランを打つなど、バッティングの面でも高い評価を受けています。薮田和樹
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