「ぐんま大使」井森美幸さんが高校野球・群馬代表にエール 軽快なトークと笑顔で活躍するタレントの井森美幸さん(45)=下仁田町出身。県の「ぐんま大使」として、地元ネタで本県の知名度アップに力を注ぐ。そんな井森さんは実は大の高校野球好き。9日開幕する全国高校野球選手権大会を前に、甲子園の魅力や県代表の高崎健康福祉大高崎への期待を聞いた。(聞き手 浜田慎太郎) --高校野球にはまっているとお聞きしました 「負けたら明日がないのが魅力です。だからこそ全力プレーで戦うんですね。特に今年の石川県予選決勝の星陵はすごかった。九回に0-8から9点入れて逆転。あれは高校生だからできるんじゃないかなと思いました」 --昨年日本一の前橋育英は 「常総学院戦(準々決勝)を甲子園で初めて見ました。九回裏2死走者なしからつないで同点に追いついて、十回裏でサヨナラ。本当に感動しましたよ。あんな試合なかなかない。九回裏はウーっていうサイレンが私の中では聞こえてくるぐらい(笑)。勝手に諦めてた自分が恥ずかしいです」 --本当に興奮しましたね 「『何事も諦めない』は仕事も一緒だと感じました。30年近く同じ仕事をしていると、全力でやっているつもりでもどこかで『まあいっか』ってなっていたと思うんです。あの試合を見た瞬間からですよね。一つ一つの仕事を一試合一試合と数えるようになっちゃって(笑)。この試合に勝てた負けたって考えるようになりました」 --野球と仕事が同じって面白いですね 「後輩には『もういいじゃないですか、ベテランなんですから。ガツガツしないでください』って言われるんですよ。『何言ってんの。プレーできるうちはやらせて』っていう感じです。でも本当にあれを目の当たりにしたら、私はこんなにキラキラした夏を過ごしてたっけなって。もう一度高校生になりたいなって思いますね」井森美幸 --高校野球はいろんな人を熱くしますね井森美幸 「大人になって見たほうが感動できるのかもしれない。会社に自分の居場所がないとか、やりがいを感じていない人も、甲子園に行くともう一度奮い立てるんじゃないかな。アルプススタンドで(野球部員が)頑張って応援している姿とか。その思いを背負って試合に出ている選手が頑張るとか」井森美幸 --今年は機動力が武器の健大高崎が県代表です 「昨年の前橋育英は守り勝つ野球。今年の健大高崎が走る野球だとしたら、気持ちが一つ先の塁にあるっていうこと。『あの盗塁で勝てた』って試合も出てくるのでは。とても楽しみですよね」 --一方、前橋育英の高橋光成(こうな)をはじめ、昨年2年生として活躍した選手が、相次いで甲子園出場を逃しました 「済美(愛媛)の安楽智大君とか浦和学院(埼玉)の小島和哉君とかですよね。昨夏、甲子園の帰りに阪神電車に揺られながら『来年また帰ってこよう』と誓いました。でも選手たちは簡単には帰って来られない。帰りたくても帰れない場所が甲子園。これが高校野球なんですよね」 --ところで、富岡製糸場と絹産業遺産群が世界遺産になるなど最近は群馬が注目を浴びてますね 「今、群馬が熱いです。『ぐんまちゃん』もゆるキャラグランプリで2年連続3位ですし。私としては、1位になってほしいけど、誰かの背中を追いかけているぐんまちゃんもいとおしい。世界遺産登録は群馬をアピールするいいきっかけになると思います。堅苦しい感じでなく、楽しく『何それ』って言って食いついてもらえるような説明ができればと思います。これからも全力でバラエティーという“試合”に向かいますよ」井森美幸
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