前代未聞や!和田虎、守備妨害で終戦…西岡やっちゃった SMBC日本シリーズ第5戦(ソフトバンク1-0阪神、ソフトバンク4勝1敗、30日、ヤフオクドーム)こんな幕切れ、ある!? SMBC日本シリーズ2014の第5戦は、前代未聞のゲームセットでソフトバンクが日本一(4勝1敗)となった。阪神は0-1で迎えた九回一死満塁、西岡剛内野手(30)が一ゴロを放ったが、本塁-一塁と転送された送球が西岡の守備妨害を呼び、試合終了…。和田豊監督(52)は就任4年目となる来季、1年契約で、30年ぶりの日本一に挑む。 前代未聞の幕切れだ。ソフトバンク・秋山監督が選手と歓喜の抱擁をかわすすぐ横で、和田監督が審判団に激しく詰め寄った。無情の終戦-。和田虎の夢は、守備妨害で終わった。 「う~ん。審判の判断なんで仕方ない。ああいう判定で覆ることはないんだけど…。選手も目一杯やってのことだった」 0-1の九回一死満塁、打者・西岡。カウント3-1から放った打球は一塁・明石の正面へ。本塁に送球し、封殺で二死。そして併殺を狙った捕手・細川の一塁送球が西岡の背中に当たった。その間に同点の走者がホームに滑りこんだが…。すぐさま白井球審が「ラインの中を走っていた」とジャッジ。守備妨害となり、ゲームセット。詰め寄った背番号7の剣幕も、指揮官の抗議の声も、鷹党の歓喜の声にかき消された。守備妨害 「左打者は最初は(ラインの)中に入るから。徐々に戻った。故意にできるプレーであるはずがない。優勝するためにチームに呼ばれたのに、最後はああいう形で僕で終わってしまったことが、1年間を物語っている。ファンの皆さんやチームメートに申し訳ないという言葉ではすまされない。自分を責めたい」 守備妨害 西岡が悲痛なコメントを残した。先勝しながら4連敗でジ・エンド-。クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージでは巨人を敵地で4連勝と圧倒し、無敗でCS初優勝。2位に終わったペナントから一皮むけた姿を見せたが、勢いは幻想だったか-。 最後の大一番で出た貧打に次ぐ貧打。この第5戦の完封負けを象徴に、第2戦から4試合で計4得点。一度、歯車が狂いはじめると、どこまでも落下するのが虎の病。今季も変えられなかった。日本シリーズでの敵地での連敗は9に伸び、頂上決戦は終わった。 和田監督は「終盤の9月から苦しみながら、盛り返してここまできた。選手たちは一生懸命やった。もう1回、甲子園に帰りたかったけど。ソフトバンクは強かった」と素直に相手との力差を認めた。目の前で見せつけられた胴上げ。悔しさはこみ上げる。来季は1年契約。もう退路はない。まずは10年ぶりのリーグ優勝が、自身に課せられた絶対の使命だ。 「試合が終わってから選手たちを集めて言ったが、9月の6連敗から、もう1回なんとかという気持ちを見せてくれた。CSに入ってから大一番というところで力を出せた。最後は勝てなかったが、ひとつの殻は破ったかなと。この敗戦を糧にしてやっていきたい。これが終わった時点で来年の戦いが始まる。すべてにおいて、もう1回という気持ち」 この瞬間をもって、また戦いが始まる。今度こそ日本一をつかみ取る。 (栃山直樹) 西岡の守備妨害について白井一行球審の話 「明らかに最初から(ラインの)中を走っていたのでアウトにした。左打者が最初から中に入っているのは、明らかに守備を妨害しようとする意図があった。(送球が)当ったのは(ラインの)中です。中を走るのは守備妨害。体1つ分は入っていた。両足が入っていた。片足でもとります」守備妨害
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