京大:私服の府警・警備2課警官を学生ら一時取り囲む ◇京大「事前通告なしの警官立ち入りは誠に遺憾」 4日午後0時20分ごろ、京都市左京区の京都大学で、無断で構内に立ち入った京都府警の私服警察官を学生らが一時取り囲む騒ぎがあった。京大と府警の間には、大学自治の観点から警察官が学内に入る際は事前通告するなどの申し合わせがあったが、守られていなかったという。京大はこの警察官に説明を求め、「事前通告なしに警察官が立ち入ることは誠に遺憾」とのコメントを出した。東大ポポロ事件 府警や京大によると、立ち入ったのは警備2課の30代の男性警察官。学生らが見つけて教室に連れて行き、20人ほどで警察官を問い詰めたという。その後、杉万(すぎまん)俊夫副学長らが約3時間にわたって大学に入った目的などを聴いた。学生、警察側ともけが人はなかった。 東大ポポロ事件 今月2日に東京都内であったデモ行進で、警視庁が公務執行妨害容疑で京大生らを逮捕。京大で4日、これに反発した抗議行動があるとの情報を受け、府警が警戒していたという。 東大ポポロ事件 当時、現場付近には別の私服警察官もおり、「課員が学生に囲まれた」と府警に連絡。機動隊の車両が京大周辺に集結し、数十人の機動隊員が出て一時は騒然とした雰囲気になった。京大がある地域を管轄する府警川端署は「警察官と学生とのトラブルがあったのは事実だが、詳細は確認中」とのコメントを出した。東大ポポロ事件 警察当局と大学の自治を巡っては、1952年の「東大ポポロ事件」がある。東大構内で開かれた劇団ポポロの公演に私服警察官が潜入。学生らが警察手帳を取り上げたなどとして、暴力行為等処罰法違反罪で起訴された。最高裁まで争い、審理が差し戻されるなど判断が揺れたが、73年に有罪判決が確定した。 ツイッター上には、今回の騒ぎを東大ポポロ事件になぞらえる書き込みがあった。更にネット上には、警察官と思われる人物が取り押さえられているような画像や機動隊車両が大学周辺で待機する様子を写した写真が次々と投稿された。「大学自治に対する重大な侵害」と警察に批判的な意見が相次いだ一方、「公務執行妨害か監禁では」と学生への批判もあった。 また、「京大は実は怖いところだったんだな。学生は勉強しろ」「東大ポポロ事件のころとは社会情勢も違い、学生の方が分が悪いだろうな」など冷めた書き込みもあった。東大ポポロ事件
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