逸ノ城に忍び寄る“再パンク”の危機 “怪物”は試練を乗り越えられるのか。大相撲九州場所（１１月９日初日、福岡国際センター）に臨む新関脇逸ノ城（２１＝湊）が２８日、福岡・古賀市の部屋宿舎で稽古を再開した。ストレスなどによる帯状疱疹で秋巡業後半を休場。調整が遅れたため、予定していた出稽古を延期することになった。高まる「怪物人気」で新関脇は場所前の話題を独占しそうな勢いだが、再び“パンク危機”にも直面している。 　逸ノ城は帯状疱疹で１週間入院し、秋巡業後半を休場した。この日は九州場所に向けて稽古を再開。四股やすり足など軽めの調整で汗を流した。それでも「（患部は）まだちょっと、かゆいです。（稽古を）１週間くらいやってないんで、ちょっと重く感じますね」と話したように、本調子からは程遠い状態だ。湊富士 　当初は２９日から出稽古を予定していたが、怪物は師匠の湊親方（４６＝元幕内湊富士）に「２日間くらい部屋でやらせてください」と直訴。出稽古を３１日以降に延期し、調整の遅れを取り戻すことになった。湊富士 　場所本番までには時間があり、体調を回復することは十分に可能。本当の“難題”は別のところにある。予想を上回るスピード出世と高まる怪物人気が重なって、場所前から超多忙な日々を過ごさなければならなくなったことだ。湊富士 　この日も朝稽古後に福岡市内で開かれた力士会に出席。夜には三役以上の力士に義務付けられている維持員との集いに参加した。ほかにも九州場所前夜祭への出演、土俵祭への出席などは、これまでの場所前にはなかったスケジュール。こうした公式行事の合間を縫って、後援会による激励会や地元市役所への表敬訪問などもこなさなければならない。 　力士としてはありがたいに違いない半面、逸ノ城がデビューからわずか１０か月の“ルーキー”であることにも変わりはない。過密日程が精神的にも肉体的にも、疲労が蓄積する要因になることは確かだ。 　実際、逸ノ城は帯状疱疹を発症した理由について「疲れやストレスがたまってなったんじゃないかと思います」と明かしている。秋場所後にテレビやイベント出演が相次いだ時期があったものの、本場所に与える影響という点では今回のほうがはるかに上だ。人気者の“宿命”とはいえ、この不慣れな状況を乗り越え、さらなる快進撃を見せられるのか。怪物の真価が問われる。湊富士 アウター メンズ モンクレール ダウン 2014秋冬トレンド靴 dolce&gabbana rocky mountain featherbed ジョンブル トラディショナルウェザーウェア モンベル fabio rusconi timber land ミネトンカ偽物 ジェフェリーキャンベル サルバトーレマーラ